同性婚契約(パートナーシップ)・解除規定の例

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【契約規定の例】

 

 ・ 婚姻における配偶者と同等の権利義務を得られるようにするため以下の通

        り合意る。

 ・ 真摯な愛情と信頼で結ばれた関係であることを誓い合った。

 ・ 生涯のパートナーとしての意思が揺るぎないものであることを明らかにす

        る。

 

 ・ 互いが幸福に暮らせるよう精一杯の努力を惜しまず、協力し合うこと。

 ・ いずれか一方が扶助を必要とする状態になった場合、他方は経済的・精神

        的・肉体的、その他あらゆる側面において可能な限り支えること。

 

   ・ 日常家事に関して第三者と法律行為をしたときは、他の一方はこれによっ

        て生じた債務について、第三者に対し連帯して責任を負う。

 ・ 一方が病院において治療等をうける場合、他方において治療の立ち合い・

        本人に代わり医師らから病状や治療の方針・見通し等に関する説明を受け

        ることをあらかじめ委任する。

 

 ・ 共同生活の期間中に取得した財産は、別意の合意がない限り両名の共有に

        属するものとする。

 ・ 共同生活に要する費用は、原則として双方が平等に負担する。但し、各人

        の収入が著しく相違する場合には、その収入に応じて公平に負担するよう

        に双方で協議する。

 

【解除規定の例】   

 

 ・ 合意により本契約を終了させることができる。

 ・ 本契約を継続し難い重大な事由がある場合は、相手方に対する意思表示に

        より、本契約を解除することができる。

 ・ 本契約の終了に関する意思表示を受けた側は、本契約終了に伴う諸問題に

        ついて誠実に協議に応じなければならない。

 ・ 本契約の終了につき、その責任のある当事者は、相手方に対して慰謝料の

        支払義務を負うものとする。

 ・ 本契約に記載のない事項及び本契約の解釈について疑義のある事項につい

        ては、互いに誠意をもって協議し、解決を図るものとする。

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